2018.10.17

成年後見の費用の目安


いつも当サイトをご覧いただき、

ありがとうございます!

 

本日は、家族信託と同様、認知症などへの法律面の対応策である

成年後見に必要な費用について考えてみたいと思います!

 

====================

 

成年後見(ここでは「法定後見」を指すものとします)は、

ざっくりいうと自分で契約などの判断ができなくなったひと

のために、家庭裁判所に申し立てをして、

本人のために財産の管理と生活環境を整える(身上監護)役目の

成年後見人を選んでもらう制度です。

成年後見人には、裁判所が認めれば、

ご親族でも、知人でも、誰でもなることができます。

 

現在の運用ですが、

「平成28年9月23日付成年後見制度の現状」

(内閣府成年後見制度利用促進委員会作成の資料)によると、

 

 

親族が後見人に選ばれた率は、約30%

親族以外が選ばれた率は  、約70%

 

 

となっております。

つまり、約70%の確率で、親族以外の専門職が

成年後見人として家庭裁判所から選ばれるということになります。

そして、成年後見人が専門職の場合には、報酬がかかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記は、東京家庭裁判所がHPに掲載している文書です。

これによると、財産額が5000万円の場合に専門職後見人がつくと

月々5万円かかるということになります。

年間60万円、5年間続いた場合は300万円です。

上記はあくまで情報に基づく推論ですが、

一般のご家庭で、月々5万円の支払いが生じるというのは

非常に負担が重いのではないでしょうか。

なお、成年後見は認知症などが回復するか、ご本人が亡くなるまで止めることができません。

(1年で終わる方も、10年続く方もいらっしゃいます。)

 

====================

 

まとめると、

 

 ■ 成年後見は、約70%の確立で専門職が後見人に選ばれる

 ■ その場合、報酬の負担が発生する

 ■ 目安は5000万円の財産で月々5万円

 

ということになります。

 

上記を踏まえた上で、事前に家族信託で対策をするか、

家族信託は使わず、必要になったら成年後見を

利用するかを検討するのが良いでしょう!

 

====================

 

本日は以上です!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


関連記事

サイト内検索

人気の事例

  • 認知症の妻と一人息子の将来的相続対策で家族信託を活用
    認知症の妻と一人息子の将来的相続対策で家族信託を活用
  • 家族信託を使って、大規模修繕・賃貸管理に備えたケース
    家族信託を使って、大規模修繕・賃貸管理に備えたケース
  • 事業承継で家族信託を活用した事例
    事業承継で家族信託を活用した事例
  • 子供のいない夫婦が将来の為に遺言代用信託を利用
    子供のいない夫婦が将来の為に遺言代用信託を利用
  • 家族信託を使って、両親の生活を守るケース
    家族信託を使って、両親の生活を守るケース

人気のコラム

  • <家族信託はもう不要!?認知症高齢者の預金が引き出しやすくなる!>
    <家族信託はもう不要!?認知症高齢者の預金が引き出しやすくなる!>
  • 〈知っておきたい!信託口口座とは何か?メリットやデメリット〉
    〈知っておきたい!信託口口座とは何か?メリットやデメリット〉
  • 日本一やさしい家族信託の説明書~手続きの流れ~
    日本一やさしい家族信託の説明書~手続きの流れ~
  • 上場株式も家族信託で管理すれば安心って本当?
    上場株式も家族信託で管理すれば安心って本当?
  • 〈成年後見人について知っておくべき7つのこと)〉
    〈成年後見人について知っておくべき7つのこと)〉