どんな風に使われているのCase Studies

どんな風に使われているの
2018.10.31

家族信託を使って、大規模修繕・賃貸管理に備えたケース


親族関係と資産状況

 

ご相談者は、63歳の長女さんと60歳の次女さん。

母が神奈川の施設で暮らしている(お元気で判断能力あり)が、

新宿区にビルを一棟お持ちであり、テナントが出入りする際の

賃貸借契約や、各種修繕費用の支払いなどを

現在は母が銀行に行ったり、管理会社とやり取りしている。

しかし、だんだん負担に感じることが多くなっている。

この先、母の判断能力が落ちた時に、

本人確認を求められてしまうと、

成年後見を使わざるを得ない可能性がある。

成年後見を避けて、家族で資産を管理していきたいと思っている。

 

お客様のご希望

 

このお客様は、以前叔母様の財産管理で成年後見制度の利用をしたご経験がありました。

その際に、

 

☑ 思ったよりも費用が掛かった

☑ 後見人(司法書士)・裁判所とのやり取りが面倒だった

 

というご経験をなさっています。

ですから、お母様の時には、成年後見制度を使いたくないと

ご家族の皆様が共通の意識を持たれています。

 

また、家族関係は極めて良好で、

お母様は長女に管理などを任せ、次女もそれを承知しています。

 

家族信託の内容と効果

 

母を委託者兼当初受益者、長女を受託者、次女を二次受託者とする

家族信託契約を結びました。

対象となる資産は、新宿区のビルと現金約3000万円です。

家族信託の目的は、財産の管理を通して母の生活を守ること。

お母様が他界された時点で家族信託が終了するように設計しました。

また、家族信託の対象にならない個人資産として残るものも

相当程度おありでしたので、併せて遺言を作成することで

どのように財産を引き継いでいくかも明確にしておきました。

このお客様は、家族信託をすることで

 

☑ お母様が認知症になっても、ビルの賃貸借契約を適法にできる

☑ お母様が認知症になっても、大きな修繕費の支払いを長女さんだけでできる

☑ お母様が自分ですることが無くなったので、ゆっくりと老後をすごせる

☑ 成年後見の利用をしなくてよい可能性が非常に高い

 

以上のような効果がありました。

娘様たちの、「お母さんに楽になってほしい」という想いが

非常に印象的なご家族でした。


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