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2019.03.05

先祖代々の事業(伝統工芸)を継続させるため家族信託を活用

東京都北区で事業を営んでいるAさんよりご相談です。

Aさんの家族関係と事業の現在は以下の通りです。

先祖代々の事業(伝統工芸)を継続させるため家族信託を活用画像1

Aさんの懸念事項

・Aさん自身が亡くなった時の子供達の納税資金
・夫の相続時に相続した土地に会社がある(Aさん名義)
・事業にタッチしていない次男への遺産分割

Aさんのお話を伺ったところ現段階では将来的に難しい納税資金の確保と、それに派生する土地売却を検討することによって代々続いている事業が出来なくなってしまうかもしれないと言う事。また事業にはタッチしていない次男への遺産分割をどうするかということも悩みの種だそうです。

Aさんは自己資金で現金5,000万しかありません。顧問税理士にシュミレーションをしてもらったところ、概算で2億近くの納税資金が必要になるとのことでした。長男は現事業の代表取締役ですが、当然そこまでの自己資金は無く解決法としてはAさん名義の土地を売却して納税資金を確保することくらいしか出来ないそうです。また次男さんは事業にはタッチしておらず、別にご自身で会社を経営されているそうですが、こちらも納税資金をねん出する事は難しいと仰っているそうです。

事業の継続とAさんが亡くなった時の納税も含めて、良い解決方法はありませんかとの事でした。

『家族信託のご提案』

遺言書等の検討もしたのですが、総合的な判断をした結果、家族信託のご提案をすることになりました。

委託者:Aさん
受託者:孫
受益者:Aさん
二次受益者:長男・次男
信託財産:X土地(借地権付)

先祖代々の事業(伝統工芸)を継続させるため家族信託を活用画像2

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