子供のいない夫婦が将来の為に遺言代用信託を利用

神奈川県横浜市にお住まいのＡさんよりご相談です。

Ａさん夫妻に子供がいないのですが、将来の相続を真剣に考えるようになりました。とある相続のセミナーに参加し、多少なりとも知識を入れていくうちに、家族信託という方法や遺言等の法律も少しずつわかるようになってきたところだそうです。

Ａさんは、冒頭の通り子供がいませんので、仮にＡさんが奥様より先に亡くなってしまうと、Ａさんの弟さんが1/4の相続権が発生してしまうことや奥様がその後安定した生活を送れるか不安に考えています。

Ａさんご自身の自宅（マンション）がりローンも終わっている。奥様もご両親から相続したマンションがあり、そちらは条件の良い場所なので空室にならず相続してからも収益不動産として管理しています。

Ａさんは、一族（弟）の事を考えつつも、奥様により多くの財産を残すことを考えています、が遺言を書いてしまうと弟との関係性にも影響があるのではないかとも考えていて、踏ん切りのつかない状態になっています。

そこで、当事務所へご相談にいらした次第です。

『遺言代用信託のご提案とポイント』

今回のケースでは、遺言書を作成する手間と弟さんへの配慮がキーになります。Ａさん名義の自宅マンションの相続に際しての問題が一番かと思われますので、当事務所より遺言代用信託をご提案させて頂きました。

委託者：Ａさん
受託者：奥様
受益者：Ａさん
信託財産：Ａさん名義自宅マンション・金銭

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