どんな風に使われているのCase Studies

どんな風に使われているの
2019.02.19

90代の母親の介護施設入所を機に財産の管理

品川区に住むYさんとその息子Aさんからご相談です。

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Yさんは90歳ですが、意思もはっきりとしていますが、身体の不自由な部分があり現在要介護3です。

『母親(Yさん)と息子Aの課題』
・Yさんの介護の負担(母親も施設入居を望んでいる)
・息子Aの妻が介護をしている
・相続の為の資産整理
・既に息子Aが管理 収益不動産老朽化で建て替えも検討
・母名義の自宅売却(売れ残りそうな土地もあり:面積過少三角地)

現状は全ての不動産が母親(Yさん)名義であるが、要介護となった現在、実質の収益不動産の運営管理は息子Aが行っており、母親の年齢や要介護を考えると相続がいつ発生してもおかしくない状況と、現実には息子Aが管理運営しているが、収益不動産の老朽化や、後の相続税の納税資金の確保も必須な事案となっている。

当事務所より、家族信託のご提案をさせていただき、以下の項目を基本に信託契約で解決する運びとなりました。

・5階建てマンションは継続して運用
・鉄骨アパートは立替を視野に立ち退き交渉
・母親の施設入居後に母親の部屋をリフォームし賃貸へ
・自宅は売却処分し息子Aの新居マンションを購入(残金は相続税の資金)
・面積過少の三角地は売却換金

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ポイント
信託契約を結び母親(Yさん)から息子Aへの不動産の名義を移転することから始めます。信託の終了は母親(Yさん)の死亡で終了し、息子Aへと相続される形になります。

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