残念ながら、受託者による横領を100%防ぐことは不可能です。
下記のよくある質問の続きではありますが…
家族信託をした場合、受託者は非常に大きな権限を持つことになります。
そのため、横領の危険性は常に付きまといます。
そんな場合、「信託監督人」という立場を置くことで、
受託者を管理監督することができます。
しかしながら、24時間受託者を監視するというわけではありませんので、
やはり、横領することは不可能ではありません。
(監督人がいることで、発覚のタイミングがより早くなるとは思いますが…)
ですから、受託者を100%信頼できない場合、
家族信託の利用自体を見送らざるを得ない可能性があります。