2020.04.07

5分でわかる、商事信託のメリット・デメリット【家族信託と何が違う?】


「信託銀行の広告でみた「信託」と家族信託はちがうの?」

「信託銀行にも家族信託の相談ができるの?」

世の中に「信託」というワードが溢れていて、一体どう違うのか、誰に相談したらいいのか、分からなくなってしまいますよね。

色々あるように見えますが、信託には大きく2種類しかありません。

民事信託と、商事信託です。

この記事では、それぞれの違いやメリットデメリットを簡単に解説します。

ポイントは以下の3点です。

POINT!

・信託できる財産が違う。

 

・資産運用重視な人は商事信託、かも。


・家族信託の相談は専門家にするべき!


では以下で見ていきましょう。


銀行等の家族信託(みたいなもの)


まず、銀行や信託銀行の商品の「家族信託」とはどのようなものなのでしょうか。

結論をいえば、お金を銀行に預けて、あとで払い戻してもらえるというものです。

おおまかには、次のような流れになります。

おおまかな流れ
①お金を信託銀行に預ける。
②預けた人が亡くなる。
⓷予め指定した人に、一括または分割でお金が支給される。


銀行等の家族信託(みたいなもの)のメリット・デメリット


では、銀行等の家族信託にはどんなメリットデメリットがあるのでしょうか。

メリット
・受託者が死亡などのリスクが低い。
・本人が亡くなったあとの資金の引き出しがスムーズ。br> ・分割でも支給でき、遺された家族の浪費を防止する。。

デメリット
・少額(100万円以下)では取り扱ってくれない。
・不動産が対象外。
・契約の細かい設計ができない(銀行のパッケージ商品)。

銀行等の「家族信託」と、家族間でする「家族信託」とは大きく違います。

それぞれの違いを表にまとめると以下の通りとなります。

家族でする「家族信託」 銀行等の家族信託
信託できる財産 制限なし 金銭のみ
最低額 なし 商品により異なる(100万円~)
契約の設計の可否 自由に設計できる 商品が既に決まっている

上記のように、家族で行う家族信託は

銀行等の家族信託(のようなもの)と比べてかなり柔軟な使い方ができます。


こんな時におすすめ


銀行の家族信託(のようなもの)を使った方がいい場面というと、

次のような時に限られるでしょう。

・大きな銀行に受託者になって欲しい。
・家族に毎月分割で生活費が入るようにしておきたい。

いつも使っている銀行で案内されたとしても、すぐに申し込んだりせずに、別のサービス(制度)と比較検討することが重要です。

まずは、家族信託の専門家に「提案書」「見積書」を作成してもらいましょう。

信託銀行にその提案書類などを持って相談をしに行って、他の制度と比較・提案してもらえればいいわけですが、


信託銀行には、的確に提案のできる職員はいないかもしれません。

家族信託の専門家がいる可能性がかなり低いからです。


家族信託の相談はだれにするべきか


では、家族信託の相談はだれにすればいいのでしょうか。

これは、以下の条件を満たす専門家にするべきです。

是非、参考にしてください。

相談すべき専門家の条件

実績が豊富
法律の専門家(弁護士・司法書士・行政書士)
家族信託の特設サイトがある。
サイトに費用の説明がある。

つまり、家族信託のサポートには、豊富な法律の知識と、家族信託の実務経験が必要なのです。

ただ、正直言って、現状で上記のような条件を全て満たす「家族信託の専門家」は全国でもごく少数でしょう。

司法書士リーガル・パートナー(事務所:新宿区四谷3-13-4)は、上記の条件を全て満たす、日本でも随一の家族信託の専門家集団です。

その上最初のご相談が無料なので、気軽に、安心してお問い合わせいただけます。

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がっちりと信託してもらう。商事信託という選択肢


冒頭でも申し上げたとおり、信託には2種類あり、民事信託と商事信託があります。

このうち商事信託というのは、

信託銀行や信託会社に受託者になってもらう信託のことです。

プロに資産運用してもらい手数料を支払うような信託を「商事信託」と言うわけです。


こんな時におすすめ


プロではなく、家族に託すのが「家族信託」ですが、どちらを利用すればいいいのでしょうか。

コチラに関しては、

「資産運用を重視するなら、商事信託がおすすめ」といえます。

以下ではその理由を、商事信託のメリットデメリットを踏まえてご説明いたします。


商事信託のメリット・デメリット


まず、商事信託には次のようなメリットがあります。

商事信託のメリット
・家族に託せる人がいなくても受託者になってくれる。
・金融庁の許可も得ているプロの運用なので一定の成果が期待できる。(損失が出ることもありますが…)
・多額の金融資産を投資運用・大都市圏の不動産運用を任せられる。

では、商事信託のデメリットは何かあるのでしょうか?

商事信託のデメリット
・信託銀行に不動産は信託できない。
・信託会社には不動産も信託できるが、収益が見込める不動産が対象。
・信託銀行に高額の手数料がかかる。


財産があまりにも多額だったり、収益不動産がいくつもある場合は、ご家族で手に負えないケースが出てきます。

ですので、手数料を支払ってでも、商事信託を選択する価値はあるのです。

そうは言っても、支える家族がいて、資産運用することが主たる目的でなければ、「家族信託」がよさそうですね。

もし、家族信託の設計をしているうちに、家族では手に負えないといった事情がでてくれば、商事信託を検討してみましょう。


家族がいなければ商事信託しか選択肢がないか?


では、家族信託を検討しようにも、財産を託せる家族がいない時はどうでしょうか。

その場合は選択肢として商事信託しかないのかといえば、それは間違いです。

家族・親族がいなくても、信頼できる親友・ボランティア団体などに受託者となってもらい、信託契約を交わすことはできます。

以前の記事でもご紹介したとおり、その受託者を監督する信託監督人を選任すれば、第三者がサポートしてくれるので安心ですね。


まずはご自身の抱える事情やお悩みを、家族信託の専門家にご相談頂いて、その上でご自身にぴったりのプランを選んでみていただきたいです。


まとめ


いかがでしたでしょうか。


資産運用を重視するなら商事信託を検討することになりますが、多くの方には家族信託がおすすめです。


家族信託の相談は銀行や信託銀行にもっていっても、専門家がいませんのできめ細かい対応は難しいと思われます。

家族信託をうまく利用すれば、思い描く通りの財産活用や相続対策、認知症対策までケアできます。

まずはホームページなどから、無料のメール相談・面談による相談を申し込んで、自分と自分の家族にはどのようなプランが最適なのか聞いてみましょう。


家族信託の専門家に提案書・見積書を作成してもらい、それを軸に、他の制度やサービスと比較検討されるのもいいでしょう。


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