どんな風に使われているのCase Studies

どんな風に使われているの
2018.12.09

子供(兄弟)への相続対策と事業承継を家族信託で解決

千葉市に住むOさん(父)は、ご自身で創業した会社のオーナー(100%株主)です。会社の経営は順調、後継者として長男Aが大学卒業後から数年の他社修行の後入社で現在に至っています。その間に実は次男Bが入社したのですが1年で退社、そのため長男Aと次男Bの兄弟仲は悪い。現在、次男Bは畑違いの業種で働いている。

Oさん(父)は、まだ完全に長男Aへの経営移譲はしていないものの最終的には完全に事業を承継したいと思っています。別の意味では終活ではないが、相続の対策も施しておきたいとの事でした。ですが、長男Aが会社を引き継ぎ自社株100%を相続してしまうと、次男Bには何も相続させる物がない事も悩みの種でした。

Oさん(父)は会社の自社株以外に、これといって財産はもっていません。まだ60代後半ではありますが、認知症のリスクも考えたいとの事でした。兄弟の仲は悪いもののOさん(父)は、平等に相続をさせたいと思っています。また長男Aの子供(孫C)にも代々会社を引き継いでもらいたいとの願いも持っています。

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『家族信託を使って解決』
ポイントとして第一段階では、父の認知症対策と事業承継が主体となる契約事項です。第二段階として父の死亡による長男Aの事業承継と次男Bに対する相続が焦点になります。第三段階はOさん(父)の願いである、孫Cへの事業承継となっています。

委託者:Oさん(父)
受託者:長男A
受益者:Oさん(父)
第二受益者:長男A・次男B
第三受益者:孫C
信託財産:自社株式・預貯金一部

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